宝石を購入してから適正価格であったか心配になり、弊社への問い合わせが多数あり
この買い方、選び方を掲載する事にしました。
注:下記に記載いたしました事は、あくまでもお買いになるための参考のために記載したものですのでご注意ください。
どの宝石にも言えますが、前もって小売店やデパートに行き購入したいと思っている
宝石を、従業員に説明を受けながら色々と見て学んでから購入すると、購入後の心配が
軽減されると思います。
注:ブレンド品等は、ブランド料金が含まれている事がありますので、ブレンド品位外の
商品で学ばれたほうが良いと思います。
注:小売店等へは、数多く見て回らないと、かたよった知識になってしまう事があります
ので、できるだけ数多く回る事をおすすめします。
真珠(パール)の評価方法は、大きく分けて下記の事が大事になります。
注:色石の場合、評価方法がとても複雑で下記に書いた事柄だけでは、完全ではありませんが、参考にしてください。
1、巻き
2、照り(光沢)
3、形
4、大きさ(ミリ数)
5、カラー
6、キズ
7、真珠の種類
8、はな球
9、エンハンスメントについて
1、巻き
“巻き”は、厚さが非常に大切な要素で、薄巻きのものには真珠本来の美しさがありません。“巻き”とは真珠の芯となる核を取り巻く真珠層の巻きつきのことですが、あまりに巻きの薄いものは表面の真珠層を通して中の芯(核)の白さが透けて見えるほどです。そして、これは残念なことですが、このような真珠も市場に流通しているのが現実です。
2、照り(光沢)
いくら大きな真珠でも、また巻きの厚いものでも“照り”〈光沢)の悪いものは評価が下がります。照りの良い真珠には自分の顔が映ります。その中でもより輪郭のはっきり映るものほど照りが良いと言われています。
3、形
もちろん真円に近いものほど評価が高いわけですが、それ以外のものがダメなのかと言えばそんなことはなく、でこぼこした“バロック”と呼ばれるものや楕円形のものもまた、主にカジュアルな用途に用いられ多くの人に楽しまれています。
4、大きさ
“大きさ”に関しては先にも少し触れましたように、ただ大きければ良いというものではなく、他の要素が整った上で大きければ言うことありません。ただ、現在日本産のあこや真珠では特別大きな物は少なく、他の全ての要素を満たした上での大きさとなると8〜10ミリあたりが現実的です。
南洋真珠の場合、10〜15ミリ、もっと大きな物もあります。
5、カラー
“色”については我が国では白地のピンク系の色が好まれるようで、また評価も高いです。
ゴールド系の真珠、綺麗な物はとても評価が高いのですが、クリーム色っぽいものと茶色っぽい物は、評価が低くなります。
ブルー系の真珠、綺麗な物は、とても評価が高いですが、染めている物は評価が低いです。
グレー系の真珠、
グリーン系の真珠は、評価が低いです。
南洋真珠の場合シルバー系統の物が多く、ピンクの物はごくまれにしかありません。
6、キズ
キズ”ですが、真珠は生きている貝が生み出すものですから厳密に言えば無傷のものはめったに存在しません。ですからキズの目立たなさで評価が変わってきます。通常は30cm離れたところから見て目立たなければ良いと思います。真珠の評価はあまりキズだけにこだわりすぎず(もちろん大切なことですが)、キズも含めた上記6項目のトータルバランスで選ばれると良いでしょう。
上記の6項目を踏まえた上で良い真珠を見分けるコツですが、真珠は午前中の北側からの光線のもとで一番自然な輝きを発します。北側光線の条件を満たす店舗は少ないと思いますが、要は直射日光の下で見ないことです。スポットライトも同じです。スポットライトが照射されているものは通常よりも照りが良く見えてしまうので、店員さんにお願いしてライトから外したところで見せてもらうことが望ましいでしょう。
それと、真珠に赤みが映りこむと巻きが厚く見えるので、できれば赤系の服は着ていかない方が良いでしょう。同様に午後の日光下でも赤みが増して見えるため、午前中のお買い物が望ましいと思います。
7、真珠の種類
あこや真珠(和珠)、南洋真珠、黒蝶真珠、南洋半径真珠、マベ真珠、淡水真珠、ケシ真珠
種類の説明は、こちらのページで説明しています。
8、はな球
真珠の品質を決める要素である『真珠層の巻き』『照り』『形』『キズ』『色』の、全ての要素において『完璧』なものが花珠です。
具体的には真珠層の巻きが厚く、照りの勢いが非常に強く
形は真円で、キズがなく、真珠として申し分の無い色をしているものです。
真珠は貝という生き物が生成する為、本来品質の個体差は非常に大きく、特にキズや形に関しては無傷の物、真円のものは厳密に言うと無いに等しいくらいです。
ですから、花珠の割合は全体の1%にも満たないとさえ言われています。
民間の真珠鑑定機関である『真珠科学研究所』などの、花珠鑑定書が付いている物を選ばれるのが安心と言えます。
9、エンハンスメントについて
真珠の鑑別所に、真珠はエンハスメントを行なわれているおそれがあります等、エンハンスメントの記載があります。
エンハンスメントとは、天然の宝石に人間の手が加えられ、色等を変えているという意味です。
この記載を真珠に行なわれるようになった理由は、ピンク系の真珠の方が高値で販売できるため、真珠の色をピンク色に染めて販売している業者があるためと、天然物の黒真珠が少ないために、コバルトを照射させて黒っぽくして販売している物が増えたためです。これは、すべての真珠に手を加えてあるわけではありません。
この為に、上記の記載を行うようになりました。
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